ストレートネック 偏頭痛 症例

【症例紹介】慢性的な肩こりと偏頭痛(30代女性)

慢性的な肩こりや頭痛でお困りの方はいませんか?

今回どのような経過で改善されたのかをご紹介します。

■ ご来院のきっかけ
30代女性。日常的にデスクワーク中心の生活で慢性的な肩こりと偏頭痛に悩まれていました。
旦那様の紹介で来院。「肩こりがひどくて頭痛も出る」とのことです。

■ 評価と見立て
巻き肩:肩甲骨が下方を向いていて、肩が前に入り込み姿勢が崩れている

肩呼吸:呼吸が浅く、肩を使って息を吸う

胸郭の硬さ:肩呼吸の原因として胸椎・肩甲骨の動きが制限

肩や首だけでなく、胸郭の柔軟性と呼吸パターンの改善が必要と判断しました。
よく走ったりした後に、手を膝について肩を使って息を吸いますよね?肩で呼吸するとは普段からこの状態ということです。

■ 施術内容
胸郭・肩甲帯の可動性を高める手技

巻き肩改善のためのストレッチ・エクササイズ指導

鍼治療による肩・首周囲の筋緊張緩和

おすすめエクササイズ
・胸を開くストレッチ

壁やドア枠に手を置き、胸を前に押し出す

20秒 × 3セット

・肩甲骨寄せエクササイズ

両肩を後ろに回し、肩甲骨を寄せる

10回 × 2セット

■ 経過と結果
施術1回目後:肩の張りが軽減、頭痛の頻度も減少

施術3回目後:肩こりの重さが大幅改善、頭痛はほぼ消失

現在は月1回のメンテナンスで良好な状態を維持中

■ 巻き肩と偏頭痛の関係
巻き肩は、肩や首の筋肉に過剰負担をかけ、血流・神経圧迫を招きます。
その結果、肩こりや偏頭痛が慢性化します。胸郭の可動性を取り戻すことで改善が期待できます。

■ まとめ
肩こりや偏頭痛は肩だけでなく、胸郭や呼吸のクセも関係しています。
正しい姿勢と胸郭の柔軟性を整えることで、慢性的な症状の改善が可能です。

■ 肩こりとは?

肩こりは、肩や首周りの筋肉が緊張・硬直することで生じる症状です。
主に以下のような症状がみられます:
肩や首の張り・重さ

肩を動かしにくい、痛みを伴うこともある

頭痛や目の疲れを伴うこともある

長時間のデスクワークやスマホ使用で悪化しやすい

原因としては、姿勢の乱れ、長時間の同じ姿勢、運動不足、筋肉の疲労などが関係します。
正しい姿勢や筋肉の緊張緩和、肩周りのストレッチ・エクササイズで改善が期待できます。

■ 偏頭痛とは?

偏頭痛は、脳や血管の働き、神経系の影響によって起こる頭痛の一種です。
主に以下のような症状がみられます:

頭の片側または両側にズキズキした痛み

光や音に敏感になる、吐き気を伴うこともある

数時間~数日続くことがある

肩こりや首の緊張が誘因になることもある

原因としては、ストレス、睡眠不足、姿勢の乱れ、肩や首の筋肉の緊張、ホルモン変化などが関係します。
肩や首の筋肉をほぐすケアや、生活習慣の調整で症状が軽減することがあります。

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